マイクロスケール実験 本文へジャンプ

水溶液の性質



使用する試薬を選択すると小学校でも使えます

準備

12セルプレート(左上)もしくは24セルプレート(左下)
右から,遮光性点眼びん,点眼びん,投薬びん

試薬
塩酸,硫酸,水酸化ナトリウム水溶液,水酸化バリウム水溶液,アンモニア水,塩化ナトリウム水溶液など

指示薬
BTB溶液,PP溶液,ムラサキキャベツの汁

 水溶液と指示薬,金属の反応が一度に観察・比較できます

 

 使用する試薬,指示薬は点眼びん(容量約103)もしくは投薬びん(容量約303)に入れ,セルプレートに少量ずつ滴下します.
 
24セルプレートを用いたマイクロスケール実験と,試験管を用いた通常実験との廃液量を比較

 
24セルプレートを用いると,廃液量は1/8〜1/4にまで削減できることがわかります.
(写真左:試験管を用いて行った実験での廃液量,右:24セルプレートを用いて行った実験での廃液)


 24セルプレートを用いると,廃液量の大幅な削減に繋がるだけでなく, 酸性・アルカリ性の水溶液と指示薬の反応が比較でき,実験結果が整理しやすくなります.試験管を用いる場合に比べ,準備と片付け(実験器具の洗浄)に費やす時間の短縮にも繋がります.
 実験後,セルプレートは水で洗浄しますが,水酸化バリウムを加えたセルには炭酸バリウムが付着している場合があり,この場合は,うすい塩酸でセルを洗浄し,炭酸バリウムを溶解させます.また,PP溶液が残っている場合は,エタノールで洗浄します(PPは水に不溶).
                                                      


廃液量の比較
         

(左:試験管を用いて行った実験での廃液量,右:24セルプレートを用いて行った実験での廃液)